グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワークについて
グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドは、MUFGが策定した「グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワーク」に基づいて発行されます。同フレームワークは、第三者評価機関によるオピニオンを取得しており、國際資本市場協會が公表するグリーンボンド原則*1、ソーシャルボンド原則*1、サステナビリティボンド?ガイドライン*1の基準に該當するものと認められております。
(※1)
グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドの透明性の確保、情報開示およびレポーティングを推奨し、市場の秩序を促進させることを目的に、國際資本市場協會が策定した自主的ガイドライン。詳細については、國際資本市場協會(ICMA:International Capital Market Association) 公式ウェブサイト(英語) をご覧ください。
1. 資金使途
- 適格グリーンプロジェクト

グリーン適格不動産とは、以下のいずれかを満たすもの
- LEED認証におけるゴールド~プラチナ評価物件
- BREEAM認証におけるExcellent~Outstanding評価物件
- CASBEE不動産認証におけるA~Sランク評価物件
- DBJグリーンビルディング認証における4~5つ星評価物件

大規模なプロジェクト開発に伴う環境?社會に対するリスクと影響を、資金の貸し手として、または資金調達に関するアドバイザーとして、借り手である顧客と協力して體系的に特定、評価し、管理するための國際的な民間金融機関のガイドライン
適格性の認定には、赤道原則における評価上、カテゴリーBまたはカテゴリーCに分類されることが必要
- 適格ソーシャルプロジェクト

低所得者層にもアクセス可能である、國內外の公的病院、國內の社會醫療法人及び社會福祉法人が運営する國內病院への融資
感染癥(COVID-19等)の拡大防止、治療等に寄與する國內外の醫療施設及び醫療関連機器?製品製造會社への融資、ならびに癥狀緩和や拡大防止に向けた検査、研究開発に寄與する製薬會社向け融資


震災、臺風等の災害による経済的被害?影響からの復興?復舊に寄與する融資*5
感染癥拡大(COVID-19 等)により影響を受けた中小企業及び個人事業主を対象とした融資
(※5)
「復興特區支援利子補給金制度*6」および「津波?原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金*7」を利用する企業向け融資を優先
(※6)
東日本大震災の被災地の復興に向けて、地方公共団體が作成し國の認定を受けた復興推進計畫の中核事業に必要な融資に対して、國が5年間、利子補給金を支給することにより、事業の円滑な実施を支援する制度
(※7)
東日本大震災で特に大きな被害を受けた津波震災區域および原子力災害により甚大な被害を受けた避難指示區域等であって避難指示が解除された地域を中心に産業復興を加速させ、雇用の創出を通じて地域経済活性化を図ることを目的とした補助金

2. プロジェクトの評価および選定プロセス
MUFGは、定められた基準に従い、資金充當の対象となる適格グリーン/ソーシャルプロジェクトを評価しています。尚、適格グリーンプロジェクトの「グリーンビルディング」を選定する際は、MUFGの連結子會社である三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「MUFG J-REIT向けESG評価 supported by JCR」*8においてB+~Sランクを取得したJ-REITに対する三菱UFJ銀行の「J-REIT向けESG評価ローン」としての融資を優先的に選定します。
(※8)
「MUFG J-REIT向けESG評価 supported by JCR」については、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの 公式ウェブサイト をご覧下さい。
3. 資金管理
4. 報告
MUFGは、資金充當狀況を年1回*9ホームページに公表する予定です。資金充當狀況に関するマネジメント?アサーション(経営陣による表明)および第三者評価機関によるレポートは、全額を適格グリーン/ソーシャルプロジェクトに充當するまで年1回掲載する予定です。 また、環境?社會インパクトについては、下記の指標を債券が殘存する間年1回掲載する予定です。
(※9)
資金充當狀況については、発行代わり金が適格グリーン/ソーシャルプロジェクトに全額充當された後、その充當狀況に変更がない場合、年1回の公表を見送る可能性があります。
- 適格グリーンプロジェクト
- 再生可能エネルギーで生成された電力量
- 二酸化炭素排出削減効果
- 適格ソーシャルプロジェクト
- 醫療サービスを受ける人の數又は病床數
- 研究開発數、製造設備/醫療機器數、醫療器具/衛生用品の供給數、ワクチン/醫薬品の供給數
- 自然災害の被災地の復興に資する企業向け融資に関しては、創出された雇用者數と融資件數
- 感染癥により影響を受けた企業向け融資に関しては、融資先の雇用者數と融資件數
個別債券情報について
グリーンボンド
條件決定日 | 発行日 | 発行総額 | 期間 | 評価機関のオピニオン | 期中報告 |
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2016.9.6
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発行日
2016.9.13
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発行総額
5億米ドル
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期間
7年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2018.1.19
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発行日
2018.1.26
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発行総額
5億ユーロ
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期間
5年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2018.10.1
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発行日
2018.10.9
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発行総額
5億ユーロ
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期間
5年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2018.12.7
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発行日
2018.12.18
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発行総額
1.2億米ドル
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期間
10年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2019.7.16
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発行日
2019.7.19
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発行総額
5億ユーロ
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期間
10年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2019.9.24
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発行日
2019.10.1
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発行総額
4億豪ドル
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期間
5年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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2019.9.24
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発行日
2019.10.1
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発行総額
1億豪ドル
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期間
5年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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ソーシャルボンド
條件決定日 | 発行日 | 発行総額 | 期間 | 評価機関のオピニオン | 期中報告 |
---|---|---|---|---|---|
2019.12.6
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発行日
2019.12.12
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発行総額
90百萬
米ドル |
期間
10年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
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サステナビリティボンド
條件決定日 | 発行日 | 発行総額 | 期間 | 評価機関のオピニオン | 期中報告 |
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2020.6.2
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発行日
2020.6.9
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発行総額
5億ユーロ
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期間
4年
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評価機関のオピニオン
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期中報告
-
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2020.9.11
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発行日
2020.9.30
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発行総額
540億円
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期間
10年4カ月
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評価機関のオピニオン
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期中報告
-
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2020.9.11
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発行日
2020.9.30
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発行総額
960億円
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期間
10年4カ月
(5年4カ月後に期限前償還可能) |
評価機関のオピニオン
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期中報告
-
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顧客の厚意により案件例を紹介しております。
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